「海の底」がやたらよかったんで、
勢いで角川の文庫三冊買ってきました。
で、感想。

空の中 (角川文庫)
- 作者: 有川 浩
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 文庫
かっこいい大人が出てくる話。
自分が大人になったことで
大人ってのは別にかっこいいもんじゃないなあと思っている昨今、
それでも宮じいや春名はかっこいいなあと思います。

塩の街 (角川文庫)
- 作者: 有川 浩
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/01/23
- メディア: 文庫
なぜかノブオの話だけ読んだ覚えがあった。
どっかでパラ見したのかなあ…記憶がない…
本編はそれなりにときめきましたが、
続編はそんなにだなぁ。
野坂夫妻の馴れ初め話は大好きですけど。
たぶん、私がヒロインをそこまで好きじゃないんだと思う。
年齢差カップルとか大好きなんですけど、
なぜかこれの続編には
「いやいやそんなにうまくいくかなあ」的な気持ちが働き
そんなに萌えなかったという。
カット部分があるってことで電撃版も気になってきた。
個人的な感想としては、
海の底:ザリガニには興味が湧かないけどひたすら潜水艦の人間描写が楽しかった。夏木と望にも萌え。
空の中:どっちかというと「白鯨」の生態とか思考形態とか白鯨関連が面白くて読み進んだ感じ。春名と光稀にもわりと萌え。
塩の町:どうも個人的に設定が怖くてあんまり好みじゃないっぽい。本編では秋庭と真奈にもわりと萌えたけど、続編では微妙。
出版順と逆に読んでったけど、
やっぱり一番最近なだけあってか
「海の底」が一番よかったなあと思いました。
個人的好みの話なんですけども。